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Byしおぴー

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思い起こせば・・・・・ Part2

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Byしおぴー

絶妙なタイミングで腕をつかまれたしおぴーは診察室へ再度入り
父は、そのまま待合室へと・・・・・

何で???という気持ちのまま立っていると
『ま、どうぞお座りください・・・』と看護師に言われるまますわり
何か話さなくちゃ!と、思ったしおぴーは
『あの~、何だか食べるものが思うようにのどを通らないようで
 今はお粥を食べているのですが、それ以外に何を食べればいいでしょうかね??』
と、母に聞いてこいといわれたことを質問してみた。

すると、意外なことに・・・・・・

医師から出た言葉は

『検査の結果なのですが、食道がんです・・・・・・』

は、今何と???????

とっても簡単に、さらっと言われた言葉ではあるが
TVならまだしも、この自分が聞くことになろうとは・・・
しかも、しかもだよ、家族や親族の中に癌になっているのは誰一人もおらず
今で言う、意味不明??って感じであろう

じぶんの質問したのは、そういうことじゃないんだけれど・・・・・

『あのっ、ここにいる私はまだ20代の独身で
しかも、私は娘なんですよ。。。。。
そんな私に告知していいんですか???
普通、患者の奥さん(=母)は来ていないのですか???』と聞いてもいいじゃん

と、言いたいくらいではあったが

自分の頭の中は????マークが沢山で
俗に言う、頭の中が真っ白とはこのことなんだろうと・・・・・

よりによって単なる運転手でついてきたこの私が
自分の父の病気の告知を、たった一人で聞くなんて・・・・
全く信じられない・・・
そして、これが成人したものの試練なのかとも思ったのだ。
だって、これが子どもなら医師も告知はしなかったであろうが
大人なら、しっかりと話を聞きいれそれを家族にも話すはずだから・・
今まで、いかに家族に甘えてきたか
自分がどんなに甘い人間だったことか・・・
今更ながら気付いた瞬間だったかもしれない。

『オイ、しっかりしろ自分!!!!!』
地に足着いていない感じであるが
どうにか我に帰り大きく一息・・


医師の話によると、早急に手術をしなければ手遅れになると。。。。
すぐに入院の手続きをするようにとのこと
それ以外のことは殆ど記憶にない

看護師は、やや中年層の方だったので
『大丈夫????』と、声をかけてくれたが
どうせなら、このじぶんの腕をつかむことをやめてくれた方がよほどマシだった・・・

診察室からでると、父が
『どうかしたのか???』と聞いてきた

『いや、忘れ物したので取りに行ったついでに
 食べ物は何がいいのか聞いてこいといわれてきたから
 先生にきいてきたよ・・・・』と、やや引きつりながら答えたような・・・

会計を済ませて、車に乗り込むとやっぱり前回のように

『腹減ってないか????
 何か食べていくか????』

そういわれても、今は食べられる状態じゃないよ・・・・  と心の中でぼそっと

必死で、『う~~ん、そんなにお腹空いてないよ』
すると、父はモモが食べたいと言い出した
近くに果物屋があったのでそこでモモを買って車を運転すること約2時間・・・・

車の中では、何かを感じ取られないようにといたって普通に。。。
すると、父は
『で、先生はどんなものを食べればいいって???』

『あ、特にこれと言うことはなく何でもいいらしいよ
 けど、あの病院もたくさん入院患者がほしいようだね
 早く入院の手続きってしつこかったよ・・・』と、そんなことを言ったような

『そうだよな~~、仕事だってあるのに!』と、父は仕事をとても気にしていたようだった
なぜなら、仕事一筋人間で、しかも小さいながらにも会社経営者だったからである。

『仕事??? そんなの言ってる場合じゃないんだよ
 すぐ手術しなくちゃいけないんだよ!!』
と、言いたい気持ちを堪えての運転は非常にきつかったな。。。。

しかも、よりによってその日の夕方は友達と食事をしよう誘われていたのだった。
出来ることならキャンセルしたかったが
生憎、その頃携帯なんてなかったし
ともだちの職場の電話番号すら知らなかったのだ・・・・

『なんて、バカなわたしなんだ・・・・・
 けれど、家にいるよりはまだマシかも』
と、考え直してそれから数時間後出かけたのだった。
なのに、せっかく友達との食事も会話すら記憶になく
おそらく殆ど聞き役で言葉なんて発していなかったかも???

そんなときにも、じぶんの頭の中は、病名だけがグルグルと回り続けていたのだった・・・

『さあ、どうするこれから???
 家にいるとひょんなはずみで口走ってしまいそうで怖いな??』

しかし、その翌日は某大学病院に予約を入れておいたので
またまた運転手として借り出されていたのであった・・・・

乗りかかった船だ!!
最期まで付き合うしかないんだな・・・・
それが、家族として
そして、これまでわがままだけれど好き勝手にさせてくれた恩返しなんだと・・・・

このときほど自分が運転免許を持っていてよかったと思うときはなかったと思う。。

さあ、明日の朝も早起きしなければ・・・・・

けど、母にはこのことを何ていえばいいんだ・・・  苦悩


続きはまた明日


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Comments - 3

aikoママ  

しおぴーさんになんて言葉をかけたら良いのか・・・言葉が見つかりません(-_-;)・・・

大変な試練でしたね~でも本当に頑張ったね~偉かったよしおぴーさん!!

大丈夫!!今は早期で手術すれば完治するからね~信じましょうねっ!(^^)!
お母様の力になってあげてね~

2009/07/01 (Wed) 16:09 | EDIT | REPLY |   

ネコ娘  

20数年前とはいえ、こういう記憶ってはっきりしていますよね
私もまだ高校生の頃、母が旅行中に父が仕事中に事故にあった連絡が入って
健気にも旅行で楽しんでいる母には何も伝えず
父の入院道具一式をかばんに詰めて、学校を休んでいった記憶があります
結構しっかりしていた娘時代ですわ(笑)
私の父も胃がんになり、私は堂々と父に宣告してやりましたよ
そのほうが治療に専念しますからね
おかげで今も元気にとはいえませんが、生かせて頂いてます。
病気がちだった父のおかげで少々のことには動じない性格になりました
とはいえ、ご家族には辛い時期でしたでしょうね
私も毎夜、母が泣いて電話してきたことを覚えています

2009/07/01 (Wed) 17:47 | EDIT | REPLY |   

mamemo  

こんばんは。
(ご無沙汰^^; )
まだ本人への告知というものが主流じゃない時代だったのかもしれませんね。
私は15年くらい前。しおぴーさんと似たような体験してました。
本人より先に知ってしまうと、家族としてはどう対応していいのか戸惑って
すごくこわい時もありますよね。うっかりのひと言で本人に感づかれるんじゃないだろうか?とか。。
自分も慣れない運転手で過敏性腸炎になった事まで思い出した^^;

何かの拍子に当時のこと思い出しちゃったのかな。。続きも読ませてね。

2009/07/01 (Wed) 19:04 | EDIT | REPLY |   

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